実はあまり知られていない看護師の仕事内容!
看護師という仕事は世の中で広く認知されていますが、具体的な看護師の職場、仕事内容については、実は漠然としか知らない人が多いです。そこで看護師が働く事になる職場、具体的な仕事内容について紹介します。さらに看護師は、患者さんが適切な医療行為を受けられるよう、患者さんと良好な信頼関係を築く必要があります。実際にどのように患者さんに触れ合うべきか、話しかけるべきかなど、「患者さんとの関わり方」についても紹介します。
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看護師の仕事内容は幅が広い
看護師には国家資格を取得するとなれる「看護師」と、都道府県認定資格の「准看護師」があります。看護師の職場は幅広く、医療施設や介護施設、企業や学校、訪問介護で個人宅に行く事もあります。保健室の先生から手術室のオペのサポートまで、看護師の仕事は職場環境により大きな違いがあります。患者さんが病気から回復する過程を見る事や感謝の言葉を掛けられる事、同世代の女性よりも高収入を得られる事などが、看護師のやりがいになっています。
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患者さんとの関わり方
看護師は、患者さんが適切な治療を受けられるよう、より良い入院生活が送れるように、患者さんと積極的に関わりを持ち、良好な関係を築く事が大切です。患者さんと医師の橋渡し役になり、患者さんが病状や治療方針に対する理解を深めるためのサポートを行います。また患者さんを24時間見守り、容態の変化に早く気付けるようにします。さらに療養に必要な生活習慣を持つための指導や、インスリンの自己注射の方法などを指導する事もあります。
患者さんとの関わり方に悩んでいる看護師におすすめ!
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患者さんからのクレーム事例と対応法
クレーム対応には誠意が必要不可欠!
患者さんのクレームには2種類あり、「問題を解決して欲しいケース」と「気持ちを理解して欲しいケース」があります。クレームの種類を見極めて、ケースごとの対処法を実践しましょう。中には職場環境を良くするためのヒントが含まれている事もあります。また患者さんの話をじっくり聞いてあげるだけで、問題が解消する事もあります。どちらにせよ看護師の「誠意」のある態度が大切になります。正しいクレーム対応をして問題を大きくしないようにしましょう。
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患者さんと良い信頼関係を築く方法
言葉遣いに注意しよう
不安な気持ちを持って病院を訪れる患者さんに対して、正しい言葉遣いで安心感を与えましょう。「敬語」をきちんと使えるようになると、患者さんから信頼されやすくなります。敬語には「丁寧語」「謙譲語」「尊敬語」の3種類ありますが、看護師が患者さんに話しかける時は「丁寧語」を基本にしましょう。語尾に「です」「ます」をつけて、患者さんへの敬意を言葉で伝えましょう。看護師が良く使う敬語は定型文として覚えると便利です。